yunahica | 上質な素材と着る人の魅力を引き出すデザイン。心地よく、大人に似合う日常着をつくっています。

デニムの初回発送を終えて

2020 9/3

9月を迎えました。大きな台風が九州に近づき、新潟では40℃超えを記録するなど、

全国各地、災害対策や暑さ対策、緊張感が続きます。

夏の疲れがどっと出てくる季節でもありますので、どうかお気をつけくださいませ。

 

8月の半ばにyunahica×chieko スタンダードデニムが出来上がり、その後インスタライブ、

ポップアップ開催と慌ただしく日々が過ぎました。本日、初回販売分の発送を終えました。

みなさまからはうれしいお言葉や写真付きメールなど、たくさん頂戴しております。

お返事は少しずつお返ししていますが、本当にありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。

 

また、ポップアップにお越しいただいたお客様とも、素敵な時間を過ごさせていただきました。

試着を通して、自分らしいバランス、お似合いのサイズ感を見つけていただけたと思います。

そのお手伝いができたことは、私たちの喜びであると同時に、勉強にもなりました。

在庫切れでお求めいただけなかったお客様には、深くお詫び申し上げます。

 

「追加生産があるか」「再販がいつか知りたい」「予約できないか」「入荷連絡が欲しい」という

お問い合わせも大変多いのですが、yunahicaでは予約や個別のご連絡はしていません。

newsを見ていただければ、最新情報や入荷の予定、販売開始日などがわかるようになっています。

ときどきチェックしていただければと思います。

 

私たちは、たくさんの商品を一度に大量に作ることはできませんが、

そのかわりに、同じアイテムを長く作り続けることは厭いません。

デイパンツやフリルブラウスと同じように、デニムも定番としてずっと作り続けていきますので、

気長におつきあいくださいますようお願いいたします。(y)

初めてのpop-up、初めてのcollabo

2020 8/8

8月が青空を連れてきて、やっと梅雨が明けました。

各地猛暑日が続きますが、海水浴もキャンプもなく、帰省すら心置きなくとはいかない夏休み。

そんな夏の終わりに、yunahicaはポップアップショップを開きます。

日時は8/29(土) 12:00〜20:00 30(日) 12:00〜18:00

場所はjournal standard luxe 表参道店 2F(詳細は後日NEWSにアップします)

私たちは実店舗に商品を卸すこともありますが、基本的にサイトを通して販売してきました。

お問い合わせでいちばん多いのが、サイズに関することと、試着できるお店がないか?ということです。

そういう方達に、いつか商品を手にとって見てもらい、実際に試着してもらえる場が設けられたらと思ってきました。

今回お声かけていただいた『journal standard luxe表参道店』は、長年私たちがお世話になってきたショップで、

そのセレクトにはワクワクさせられてきました。そこにyunahicaのアイテムが並ぶのは、光栄なこと。

私たちの洋服だけでなく、骨董通りの人気パンケーキ店『APoC』も、出店してくださいます。

大川雅子さんの作るとびきりのパンケーキや焼き菓子をぜひ味わってください。

そして、もうひとつお知らせがあります。

この度、黒田知永子さんとのコラボアイテムを発売いたします。これまでyunahicaを素敵に着こなしてくれたチコさんに

「今いちばん欲しいもの、欲しいけれどなかなかいいものが見つからないものを一緒に作ろうよ」とお願いしました。

それが、スタンダードデニムとジレです。まずはデニムパンツから発売を開始いたします。

なんどもなんども試着し、サンプルを作り変え、生地の厚みと風合い、ダメージ加工の塩梅、ステッチの1ミリ単位の調整など、

何ヶ月もかけてやりとりしてきました。インディゴとブラックのデニムパンツは、必ずやみなさんの「こんなの欲しかった!」に

応えられることでしょう。(発売日については後日NEWSにアップいたしますが、今のところ8/25〜の予定です)

この2つの初めての試みを、私たち自身も楽しみたいと思っています。

チコさん+私たち二人、そしてアポックの大川雅子さん、ジャーナルスタンダードラックスのおしゃれスタッフで、

皆様のお越しをお待ちいたしております。(y)

インスタグラム@yunahicaやサイトのNEWSで、少しずつご案内を増やしていきますので、よろしくお願いいたします。

少しずつ動いて、進んで

2020 7/8

梅雨前線が大雨を降らせながら、北上しています。

これ以上の被害が出ませんように。被害に遭われた地域の方々が早く元の生活に戻れますように。

大雨災害のお見舞いを申し上げます。

私の故郷、福岡も、久留米や大牟田で大きな被害が出ました。

昨秋の台風のダメージからようやく立ち直ったばかりだというのに。

“with”は何も新型コロナに限らず、私たちはさまざまな自然の事象とともに生きている。

そのことを肝に銘じろと言わんばかりの2020です。

 

お稽古ごとが再開して、久しぶりに先生の指導を受けたり、仲間と会って話をしたり、

映画館や博物館で新作や展示を見て、電車に乗って仕事へ行き……

私の日常も少しずつ元に戻ってきました。

zoomだけでは伝わってこない機微、図録ではわからない本物の色や質感、

その空間でしか味わえない迫力、生のコミュニケーションの大切さと楽しさをつくづく実感。

確かに東京では感染者は増えていますが、だからといって閉じこもってもいられません。

必要であればいつでも立ち止まり、リスクをとることを覚悟して、仕事を動かしていこう。

これから先の世の中や暮らしを想像しながら、自分なりにできることを進めていこう。

そんなことを考えたこの1ヶ月でした。

 

いまyunahicaは、8月末のイベント、その後の秋冬ものの準備を進めています。

お盆が明けたころに、いろんなアイテムがお目見えしますので、

どうぞ楽しみにお待ちください。(y)

yunahica5周年

2020 6/6

紫陽花が日に日に色を深め、燕の子は飛ぶことを覚え、八百屋には青梅が並び始めました。

自然はいつもどおり季節の巡りを見せてくれますが、人の世は少し変わっていくのでしょうか?

そんな日々のなか、yunahicaは5周年を迎えました。皆様に深く感謝いたします。

 

昨日から、定番のコットンストレッチデイパンツの販売を始めました。

品番は[yuna1604] 最新のものは、その後に[n]と記されています。

デイパンツの縫製をしてくれている会社の社長さんが納品にみえたとき、しみじみと

「最初はたった1反で、30本だけつくってみたんだよね。それがこんなになるとは」とおっしゃり、

大きなダンボールに入った250本のデイパンツを、運んでくださいました。

b.c.d.e.f.g.h.i.j.k.l.m.n 14回目の生産が完了。

それをまた皆様にお送りできることは、大きな喜びです。

 

今年は新しい試みにもトライします。魅力的なコラボ商品やポップアップの開催…

皆様とお会いできる機会がつくれたら、とも思っております。

以前よりもお出かけの機会が減り、不自由に感じることも増えましたが、

そんなときでも、そんなときだからこそ、日常を少しでも心地よく、おしゃれに。

人の世は変わっても、人の心はそれほど変わらないと信じ、

yunahicaの6年目が始まります。(y)

小さくとも居心地よく

2020 5/13

みなさま、お元気でお過ごしでしょうか? 新しいホームページはいかがでしょうか?

 

2015年の初夏にブランドを立ち上げることを決め、山崎がのこぎりとトンカチで

急場しのぎのバラックのようなホームページを建てました。

そこにただ雑然と商品を並べて販売し、丸5年やってきたことになります。

洒落たインテリアも、凝ったパッケージも、きれいな店員もいないホームページというショップで、

こうして続けてこられたのも、みなさまの賢さと優しさのおかげと感謝いたしております。

 

今回はちゃんとプロの方に設計をお願いし、私たちの考え方を反映してもらいました。

斬新なデザインやいまどきのカッコよさ、めまぐるしい更新などとは無縁ですが、

静かな町の裏通りにある、ちょっと居心地のいい小さなお店といった感じでやっていけたら。

今後ともよろしくおつきあいくださいませ。

 

本日より、コットンローンワンピースを販売いたします。

自粛が解除されたとしても、自由気ままなお出かけはできない夏を迎えますが、

風通しのよいワンピースが暑さと憂さを少しでも和らげることができたらと願っています。(y)

ファッションレボリューションデイ

2020 4/22

全国に緊急事態宣言が出され、ゴールデンウィークもおこもりに。

その後すぐに解除されるわけもなく、先の見えない自粛が続きそうだ。

どうかみなさまが、健やかに穏やかに過ごすことができますように。

 

今は世界中が新型コロナに振り回され、メディアもそれ一色になっているけれど、

明後日4/24の出来事について少しお伝えできたらと思う。

24日は「ファッションレボリューションデイ」。

2013年のこの日、バングラデシュの「ラナ・プラザ」というビルが崩壊し、

1000人以上の人が亡くなり、多数の負傷者が出た。

そこには先進国向けのアパレルブランドの縫製工場が入っていて、

亡くなった人たちは皆、洋服の縫製をしていた。多くは、地方から出稼ぎに来ていた女性たちだ。

長時間労働、セクハラ、低賃金、賃金未払い…。劣悪な労働環境は、今も課題だといわれている。

 

そうやって作られた服が大事に扱われるならまだしも、売れ残りは焼却されたり固形燃料になる。

日本の大きなアパレルグループになると、年間廃棄量は120トン、点数にして10万点に及ぶ。

「たくさん作れば利益が上がる」という常識は、少子化や市場規模の縮小によってもはや通用しない。

なのにその流れを止められなかった。

 

自分が着る服が、どこで、どういう人によって作られているのか?

私の着ている服を縫った人が、人間性を否定されるような働き方をしているとしたら悲しい。

 

コロナ禍によって、図らずもさまざまなものが世界各地で作られていることが実感としてわかってきた。

ファッションは不要不急なジャンルだし、そこに正義感を振りかざすのはちょっと違うとは思う。

でも、ラナ・プラザの悲劇は二度と起こしてはならないし、

yunahicaは少なくともエシカルでありたいと思っている。

 

ファッションだけでなく、いろんな世界で良きレボリューションが起きることを願って。(y)

黒革の手帖と日本地図

2020 4/5

ウイルスの恐怖が私たちの生活を脅かし、不安と心配が1日ごとに増幅するような日々。

どうか皆様がこれからも元気で過ごせますようにと祈りながら、

もしかしたら自分も感染しているかもしれないと思いながら、行動している。

梱包作業を行う時は直前に手洗いをして、マスクをし、他のものに触らないように気をつけている。

yunahicaの場合、簡素な梱包を心がけているので、問題があるとすれば納品書を入れたクリアファイルだろうか?

もし気になる方はすぐに処分をお願いします。

 

こんな厳しい状況の中なのに、たくさん作ったつもりのデイパンツが早くも売り切れそうだ。

すぐに追加生産をかけたので、5月半ばには黒とネイビーも再販予定。しばらくお待ちください。

 

取引先の方達には「yunahicaさんは大丈夫ですか?」とよく心配される。

というのも、多くのブランドが海外から素材を仕入れたり、外国の縫製工場で生産したり、

グローバルなアパレルの仕組みを利用しているからだ。かなり大変な状況だと聞く。

「うちは弱小で、作るアイテムも数も少ないし、すべて日本生産なので」と返事をしている。

最初からそうだし、これからもずっとそうしていく。

今回のパンデミックによって、ますますその思いを強くした。

 

毎日、お客様の名前を書いた黒い手帳を見ながら、納品書と送り状を書く。

お顔はわからなくても、リピーターの方たちなら、名前と購入したものからイメージはなんとなく浮かんでくる。

懐かしい地名や面白い読み方、珍しい苗字など、漢字を手書きするのは、大変だけれどいい頭のトレーニング。

子どもの頃から地理が好きだったので、ときどき日本地図を広げて、市町村の場所を確認したり。

すると、季節の風景が立ち上がってくることもある。

いつもより丁寧に、作業に気をつけながら、お客様に発送していきたい。

 

yunahicaの日常着が、幾ばくかでも皆様の心地よさや快適さの助けになりましたら幸いです。(y)

桜隠しの雪

2020 3/15

パンデミック、緊急事態宣言…コロナ禍が止まらない。

昨日は東京に名残の雪が舞い、と同時に桜の開花が宣言された。落ち着かない春だ。

 

金曜からリネンのダブルガーゼを使用した、新しいフリルブラウスを販売している。

そして、月末にはまた別のタイプのリネンのフリルブラウスを発売する予定だ。

リネンガーゼはその名前の通り、ふくらみ感があって爽やかな着心地。

ダブルガーゼなので透け感はなく、肩から袖にかけてもラグランなので、

ふんわりたっぷりと着ていただくタイプになる。

一方、次回の「セットインフリルブラウス」は、肩線を取り袖をつけた細身シルエットで、

1枚仕立てのリネンは、わずかに透け感がある。

例えば、ニットやカーディガンを上に着てももたつかず、すっきり見えるし、

パンツやスカートに裾を入れても表に響かない。

リネンガーゼがちょっとロハスな雰囲気で、オーバーサイズで着るのが似合うとしたら、

セットインリネンは、きれいにタイトめに着て、よそ行きにもなるタイプ。

リネンガーゼがサックスブルーの快活な明るさなら、

セットインはオーセンティックな白と黒。

 

「え?そんなタイプが出るなら、もうちょっと待てばよかった」と思われるお客様が

いないとも限らないので、後出しにならないようにお伝えしたい。(y)

見えない敵との戦い

2020 2/24

日に日に気温が上がり、異例の早さで春が近づいている。

けれど、ウキウキした気分になれないのは、やはりコロナウイルスの影響だろう。

いくつもの会合やイベントが中止になり、この三連休はひたすら家にこもって仕事をしている。

幸いなことに、yunahicaは実店舗を持っておらず、お客様にお出かけいただかなくても

商品をお届けできるけれど、接客せねばならないお仕事の方々は大変だろうと思う。

早く終息してくれることを祈るしかない。

 

さて、yunahicaはフォーマルワンピースフィーバー、その後のドレスデイパンツフィーバーと

めまぐるしい日々を過ごした。

在庫をいつもチェックしながら、サイズ変更の方がいらっしゃることも想定して、

カートの数を操作しているのだが、ある日ドレスデイパンツのサイズ①を在庫0にしているにも

関わらず、何人かのお客様がお買い求めくださっていた。

私のミスかと思い、お詫びのメールをお送りしてご了承いただいたが、その後もなぜか

在庫0としても買える状態が続いていたことが判明。ついに商品自体を削除して対応することにした。

こんなことは初めてだ。

 

また、クレジットカードを使えるようにするための手続きも、

いくつか上手く行かない部分があり、サポートに質問をしたり返答を待ったりと、

少し時間がかかってしまった。

 

今の時代、イーコマースはごく普通のシステムとして受け止めてもらえるようになったが、

パソコンやスマホで簡単に商品が買え、決済ができるということには怖さもある。

何かトラブルが起きた時には「こんなことがまた起きたらどうしよう?」と

疑心暗鬼になってしまう。

そんなこともあって、明日から3/3までの発送休みの期間は、カートの在庫を0にすることに。

 

目に見えないウイルス、システムのなかのわずかな綻び。

「正しく恐れる」などと言われても、どう恐れていいのやら? 途方に暮れてしまう。(y)

立春大吉

2020 2/4

立春大吉という言葉が好きだ。

陰暦を使っていた時代は、節分が大晦日。豆をまき「鬼は外、福は内」と邪気を払って、

新しい年を迎えた。そして今日は立春。

暖冬の東京は、もう梅が開いて、すでに春の気が立ち上がっている。

そんな日に、新作2点の販売を始められるのがうれしい。

 

ぐるりと12本のタックを入れたハイネックのブラウスは、

昨年の夏、ビールのCFで杏さんに着てもらうため、ディレクターの佐伯が作ったものを

ベースにしている。多くの反響があり、yunahicaにも「ぜひ作って欲しい」と

リクエストがあった。より扱いやすい素材を探し、デザインも再考して、

満足のいくかたちに仕上がったと思う。

 

ドレッシーな素材のドレスデイパンツは、タックの入れかたにこだわりが。

アシンメトリーなドレープの微妙はゆらぎが、エレガントな表情を生み出した。

今までのストレッチデイパンツとは違い、ゴムは後ろ部分だけなので、

サイズ感は少しだけ大きめ、ゆるめになっている。

カジュアルでスポーティーな今までのデイパンツとは違い、

落ち感のあるとろりとしたパンツは、お出かけ、おめかしにも臆せずはいていける。

ブラウスもパンツも、シワにならず軽いので、旅にも重宝だ。

 

大人の体型をカバーしながらも、さりげなく気品や優雅さを感じさせるトップスとパンツが、

みなさまに気に入っていただけますように。(y)